はぐれうさぎの貯金・投資・節約・読書・ひとりご飯録

コミュ障OLは豊かに静かに暮らしたい。

年収がいくらあれば望む人生を送れるのかー必要年収シミュレーター

パソコンからしかできないのですが、リクナビNEXTが提供している、必要年収シミュレーターというソフトがあります。

 

結婚はいつするか、子どもは何人欲しいか、車、家はどうするか、服飾費、趣味にお金をどれくらい使いたいか、といった質問事項に答えていくと、
「あなたに必要な年収は〇〇万円です」
と計算してくれます。

 

紹介しておきながら何ですが、正直言って、そこまで使えるものではありません。
(転職サイトなので、当然転職させるために、高めに提示してきますし、2007年に作られたものなので、古い感じです。使いたいお金の選択肢が限られていたり(月に5万円使いたい、10万円使いたい、の次が30万円など)、生活費(家賃や光熱費)がブラックボックスになっているところも、怪しいです)


ただ、自分が望む生活をするには、いくら年収が必要なのか、考えるのはよいことだと思います。

 

どのくらい稼げばいいのかは、以下を考えることでわかります。

①月々いくらお金を使いたいか
②月々のお金とは別に、旅行など特別に使いたいお金はいくらか
③年間にいくら貯金したいか

 

例えば、
①月に15万円使いたい
②旅行やセールなどには、年間20万使いたい
③貯金は毎年30万したい

という人は、

15×12+20+30=230

230万円の手取りがあればよいことになります。

230万円の手取りに必要な年収は
230÷0.8=287.5

なので大体年収290万くらいあればよい、ということになります。


①月々に使いたいお金×12か月

②特別な支出(ご褒美代、友達の結婚式)


③貯金したい額

で、欲しい手取り額を出して、

それを0.8で割ると、必要な年収がわかります。
(高給取りな人は、0.75で割りましょう)

 

必要年収を一度計算してみると、思っていたよりも低かったり、高かったりすることでしょう。
大事なのは、それを認識することです。

 

年収って、なかなか自分ではコントロールできません。
どの会社に入るか、景気や会社の業績がどうか、で左右されてしまいます。


年収1,000万円欲しい!とか、年収600万以上の人じゃないと結婚したくない!という人が世の中には多いですが、本当にそうではないと生活が成り立たないのでしょうか?


お金は、そりゃあればあるほどいいですよ。年収も高ければ、よい思いはできるでしょう。
でも根拠があって希望年収を掲示しているのではなく、なんとなくキリがよい数字を求めている人が多い気がしてしまうのです。


前述の年収計算式で、現実的な年収、妥協できる年収、理想の年収を計算してみると、少しは現実的になれると思います。そのほうが、転職も就職も、結婚も、うまくいくのではないでしょうか。