サラリーマンとして稼げるお金には限界があることを理解したうえで人生戦略を考える
入社4年目のお盆休みです。
3年半弱働いてきて、今の会社で自分が得ることができるお金、実際につかうことができるお金(可処分所得)がどれくらいか、漠然とながら見えてきました。
知らないほうが(はっきりと認識しないほうが)いろんな夢が見れたかなぁという気持ちも正直あります。
しかしその夢はあまりにも実体を欠いた空虚なものではないかと思うのです。
自分がいくら稼いでいるか、使っているか、知っていますか?
自分が現在どれくらいの収入を得ていて、税金や社会保険料をいくら払っているのか、今後どのくらいの収入が何年間見込まれるのか、といった、インカム。
現在生活費として毎月、毎年いくら使っているのか、将来やりたいこと、自分の夢には一体いくらかかるのか、といったアウトカム。
この2つを常に意識しなくとも、時間があるときに考える必要性を痛感しています。
なぜならばこれらをしっかりと考えないと、自分が人生で本当にやりたいことではなく、どうでもいいちょっとしたことにお金を使い続けてしまうからです。
例えば、毎日なんとなく美味しいとも思わないランチに使い続けているお金を工面すれば、ずっと憧れているブランドの服を買ったり、行ってみたいと思っていた観光地に行くことができます。
毎日なんとなく使い続けているお金は少額ですが、それを繰り返すと大きい額になります。
人生で稼げるお金に上限がある以上、メリハリをつけてお金を使うことは重要だと思うんですよね。
サラリーマンのよさ
サラリーマンは稼げる額に上限があるといいましたが、サラリーマン批判したいわけではないです
(自営業ももちろん上限があります。ただ定年がないので、上限が計算しにくいのです)
私は親が自営業で、収入が不安定な子ども時代を送っていたため、毎月安定的に給料が入ってくるサラリーマンという立場の安心感が、どれほど自分自身の精神や家庭内環境にプラスの影響を及ぼすのかよく知っています。
(リストラ・倒産といったリスクはありますが…)
ただサラリーマンの立場では、生涯で稼げるお金がある程度決まってしまうことは事実です。
そのお金をどう使うのか、もちろんケチケチケチケチするのはどうかなーと思います。それは守銭奴です。
やりたいことがすべてできるわけではない人生のなかで、本当にやりたいことをする際にお金が障壁にならないように、時間があるときに考えることは重要だと思います。
正直これを考えるのはキツイです。なんかなくお金ないなー、でもなんとかなるでしょと思っているほうが楽だと思います。
でも私は人生を主体的に生きたいのです。制約がある人生のなかでも、やりたいことは全部やりきってから死にたいんです。
行き当たりばったりの楽しさもあることは知っていますが、どうせ100%自分の思い通りになることはなく、運の要素はついてまわります。
人生を自分の力で舵取りするかっこいい人に、私は昔からなりたいのです。