霰粒腫(ものもらい)の治療経過
3月初め頃、右目の上まぶたが、なんとなく赤いなーと感じました。
アイシャドウはしないので、どうしたんだろう?、アトピーなので何かにかぶれちゃったのかな? と思っていたのですが、放置していたら、ある日突然、しこりのようになって、出目金(でめきん)のような目に。
でも全然、痛くはない。動かしにくいなー、くらいでした。
慌てて病院に行ったところ、ものもらい、ということで、抗菌薬の目薬と、ステロイド(抗炎症薬)の目薬をもらいました。
1日4回それぞれの目薬をさし、安静にしていたのですが、1週間経っても小さくならない! むしろ大きくなっている気がする?ということで再度病院へ。
ものもらいは、感染によっておこる麦粒腫(ばくりゅうしゅ)と、まぶたに通っている油の腺が詰まる霰粒腫(さんりゅうしゅ)に分かれ、私がなったのは、後者であること。
ただ、霰粒腫でも少し感染してしまっていて腫れていることが説明され、手術します? と言われました。
手術は嫌だったのですが、かなり大きかったので受けるかーとしぶしぶ承諾したところ、4日後の手術予定日当日になぜか小さくなってきました。
医師もそれをみて、しばらく様子をみましょう、ということで経過観察になり、1ヶ月に1回のペースで通院することになりました。
それから2カ月、毎日毎日目薬をさし、ステロイド軟膏を塗ることで、ほぼ治ってきました。人によって異なると思いますが、手術をしなくても、時間をかければ意外に小さくなるものだな、と安心しています。
霰粒腫の経験者として、アドバイスできるのは以下の2点です。
①違和感があっても腫れるまで放置する人が多いと思いますが、感染してしまうと、ものすごく大きくなってしまうこともあります。人に会いたくなくなるくらい目立ちます。ものもらい以外の可能性もあり、素人判断すると、最悪失明することも考えられます。とにかく早めに病院に行きましょう。
②感染にもつながるので、コンタクトはやめて、眼鏡にしましょう。アイメイクもやめておきましょう。
霰粒腫は割と体質なので、どうしようもない部分はあると思うのですが、見た目が変わるので辛いですし、医療費も嵩み、通院時間もかかり、その間仕事もしにくいし、となかなか大変です。
やはり健康が一番ですね……。このまま治って再発しないといいのですが…。